はじめに

これは何を見ているの?

中央の黒い球がブラックホール(コンパクト天体)、まわりを回る点が試験粒子(惑星や恒星の代わりに軌道を追う仮想的な物体)です。一般相対性理論の効果、特に「近日点移動(軌道の歳差)」を目に見える形で可視化しています。

この検証値(水星の近日点移動)は、一般相対性理論を史上初めて実証した観測です。モデル計算は実測値との誤差0.001%程度に一致します。

COSMOS SIMULATOR

⚛️ 相対性理論・ブラックホール
コンパクト天体の質量
試験粒子の軌道
⚠ 1PN近似(弱い重力場での1次近似)の妥当性が低下する領域です。近日点移動が非常に大きく出ますが、これは近似の限界を示しているだけで、精密な数値はより高次の計算が必要です。
軌道ビュー — 近日点移動(歳差)を可視化
⏵ 再生中 縮尺 歳差/公転
事象の地平面 光子球 ISCO / 降着円盤内縁 試験粒子
時空の読み取り値
現在位置の領域far-field
シュヴァルツシルト半径— km
光子球半径— km
ISCO半径— km
近点での時間の遅れ
近点での重力赤方偏移
1公転あたりの近日点移動—°
導出式 (詳細モード)
r_s = 2GM / c2
dτ/dt = √(1 − r_s/r)
Δφ = 6πGM / (c2a(1−e2))
参照: 水星の近日点移動(実測)
43.000″/世紀 — モデル計算: 43.00″/世紀 (誤差0.001%)
1PN近似は弱い重力場での1次近似。ISCO付近では精度が低下する(左の警告参照)。